天使の詩(てんしのうた)
これは 私の 一番のお気に入りの作品です。
長男の気持ちが 痛いほど 伝わってきますし
親となった今 この父親の気持ちも理解出来ました。
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ママは 死んだ!
いたいけな兄弟の思いは
ひたすらに母を追って・・・
解説
妻を失ったフロレンス駐在の英国領事館と、その幼い二人の子供の物語。
兄アンドレアは八才 弟のミーロは四才 感受性が強く 父の愛情を病的な弟に
奪われてひたすら亡き母をしたうアンドレアと父の間に生まれた小さな誤解が
取り返しのつかない悲劇にいたるまでを、美しく繊細なタッチで描く感動の秀作。
ポイント
ファーストシーンで父が車で帰宅し涙するところから始まる
当時外国では 中年の男性の紳士の涙は 珍しいようで
これがファーストシーンにきてることに注意してほしい
愛妻の死のあまり 子供の心の奥深くまで 心を用いる用意が
できていなかったことが 後々の誤解の始まりである
| 製作 |
製作年 |
監督 |
上映時間 |
| イタリア |
1965年 |
ルイジ・コメンチーニ |
1時間45分 |
| キャスト |
| アンドレア |
兄 |
ステェファノ・コラグラン |
| ミーロ |
弟 |
シモーネ・ジャンノッツィ |
| ダンカン |
父親 |
アンソニー・クエイル |
| ウィル |
叔父 |
ジョン・シャープ |
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ママは どこへ行ったの
ロンドンの別荘にいるんだよ
庭の池には白鳥が泳いでいて
牧場に行くと牛や馬がいるんだよ
僕たちのこと 考えないの
考えているけどもう考えられないんだ
ミーロ あんまり 聞くなよ |
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八歳という
その 少年時代の感情 描いて
見事な 「天使の詩」
そしてその年ごろの 父と子の問題 |
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ママ・・・・・ どこに言ったの
小さな瞳に 涙がひかり
ママの思い出が
きらめいた
四つと八つの
ミーロとアンドレア |
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